44歳の僕がステージ4の大腸がんと診断されて

2016年大腸がん発覚。手術後、腹膜への転移が確認されステージⅣだと告知される。その後半年間に及ぶベクティビックス抗がん剤治療を受ける。2018年12月がん再発。アバスチン抗がん剤治療を受ける。48歳になりました。

書き溜めていたメモは前回で終了しました

書き溜めていたメモは前回で終了しました

あらためましてこんにちは、ヨシノ(id:yo_kmr)です。

前回の更新で、これまで書きためていたメモをブログとして更新することができ、やっと時系列が現実の時間に追いつきました。

【あらためましてこんにちは】

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始まりは病院の待合室での暇つぶしでした

もともとの始まりはというと、病院の待合室で診察を待っている間ヒマだったので、いつも持ち歩いているIpadのメモ機能でそのときのことをメモしていたことがきっかけでした。

大腸がんの手術後の入院中や抗がん剤治療での入院中もヒマだったので暇つぶしに加えてその時の容体や痛みや体調の変化などをメモしておけば後々役に立つかもしれないという考えからメモをしていました。

そして最初の抗がん剤治療が終了してからしばらく経ってから、それまで取っていたメモをブログとしてアップしようと思い立ちましたが、ブログの準備をしている最中にがんの再発が発覚しました。

がんの再発が発覚してからはこのままブログを更新し続けることも悩みました。

「もしかしたら容体が悪化してすぐにブログなんて書けなくなるかもしれない」

とか

「最後は身内による『当ブログの管理人は旅立ちました』みたいな更新になるのかもしれない。そうなったら見てる方もつらい」

など、さまざまな思いが去来しましたが、結局ブログは更新していくことにしました。

その理由として僕ががんと診断されてすごく混乱して動揺したときは

「同じがん患者の思いや考えが知りたい」

と思ったからです。

ひとり死の恐怖におびえながら、同じように死の恐怖にさらされている人の気持ちが知りたいと思いました。

そして抗がん剤の副作用に苦しみながら

「他の人はどんな副作用の症状がでているんだろう?」

とも思いました。

抗がん剤の副作用は同じ抗がん剤でも人によって違いがあると聞きましたので、自分の症状が他の人と比べて重いのか軽いのかというのも興味があるところでした。

ですのでこのブログが同じ悩みを持った人の参考に少しでもなればという思いで更新を続けてきました。

ブログを更新するメリットとは

そしてブログを更新するメリットは僕自身にもありました。

抱えている悩みや苦しみをブログとしてアウトプットすることで、心の中で必要以上に同じことで繰り返し悩み続けるということが少なくなった気がします。

悩み事はついぐるぐると頭の中で回り続け、それだけで疲れてしまうこともよくありますが、いったんアウトプットすることですっきりするという効果もあるように思います。

ですのでブログの更新は自分自身のためでもありました。

現在の状況は九州がんセンターからの連絡待ち

現在は以前九州がんセンターで受けた治験が受けられるかどうかの血液検査であるリキッドバイオプシーの検査結果待ちです。

もしも九州がんセンターでの治験が受けられない場合は温熱療法と抗がん剤を併用している戸畑共立病院で治療を受けようと思っています。

前回の抗がん剤治療からすでに2ヵ月以上が経過していますのでそろそろ次の治療に入らないといけないと思うのですが、待っている身としては悩ましいところです。

体調としても絶好調というわけでもなく、なんだかだるいような感じがしてあまり良くはありません。

とりあえず前回の更新で過去分のメモをすべて消化できましたが、これから先は本当にどうなるか分かりません。

体調が悪くなってブログどころではなくなるかもしれないですし、いきなり更新がストップしたらその時は察してください。

でも、元気でいるかぎりはできるだけ更新していこうと思っています。

できれば「体調がよくなった」などのポジティブな報告ができるといいのですが、そうなるように頑張って行きたいと思いますのでよろしくお願いします。