四国一周旅行5日目。車移動がメイン【がん闘病記128】
この記事ではヨシノ (id:yo_kmr)が2017年の5月中旬に書いたメモをまとめています。
竹林寺周辺を散策
2017年5月。
四国一周旅行5日目。
今日は朝から竹林寺というところに行ってみようと思う。
今泊まっているホテルから比較的近くて30分以内に行けるところにある。
行ってみた感想としては、特にこれと言って特別なものがあるわけではなかった感じ。
お遍路さんとかだと重要な場所になったりするのかな。
モダンな建物と植物公園の融合、高知県立牧野植物園
僕としては竹林寺のすぐ近くにある高知県立牧野植物園の方が見ごたえがあった。
入場料720円を支払い中に入る。
するとそこは近代的な建物と植物公園が融合したような感じの施設だった。
それと明治時代の植物学者の牧野富太郎博士の記念館があり、モダンな建物の中にその牧野富太郎博士の歴史が展示されてあった。
公園内の敷地もひろく、花ばなの見頃のタイミングさえ合えばわりとお得に楽しめる施設なのかもしれない。
僕が行ったときは朝早く観光客はほとんどいなくて、まだ清掃員の人や庭を手入れする作業員の人たちをあちらこちらにちらほらみかけた。
その後は竹林寺近辺の高台にある展望台のようなところに行って高知市内を見下ろしてみた。
室戸岬へ
次は室戸岬を目指すことにする。
このまま四国の真ん中を突っ切って香川徳島と行ってもいいのだけれど、海岸線をぐるっと回った方が四国を一周したような気になるのでそうすることにした。
ただひたすら海岸線を走る。
右に見えるは太平洋。
太平洋の海の色は明るいイメージがあったけど、季節のせいもあってか今見えてる海の色は冷たくて深い青色だ。
ながらく車を走らせ、室戸岬には昼過ぎ頃に到着した。
岩がゴツゴツした岬でまあ趣があるといえばあるのだが、正直な感想を言うとあまりパッとしない。
だってただの岩だもん。
うーん…特にこれと言った見どころもないかも…
観光地としてもマイナーなのだろうか、土産物屋さんも少なく駐車場も別に有料ではなかった。
駐車場が有料か無料かでその観光地の付加価値が決まるのかもしれない。
付加価値が高い観光地は駐車場を有料にしても客は来るが、大したことないところで有料にしたら客は寄りつかないだろう。
とはいえ、今まで見てきた観光地がとても付加価値が高かったか?と問われればそうでもないと思う。(※個人の感想です)
その観光地を整備したり保全するのに経費は必要だろうから、ある程度の観光料はしかたないとして、それ自体で儲けようとするべきではないと個人的には思う。
僕が思うに観光に臨むとき、人は皆100点満点の行動を選択しようとする。
ところが値段の割に大したことなかったりしてがっかりすると、自分の選択が間違いだっと思い、100点満点の選択と行動を取れなかった自分に対して罪悪感を感じてしまう。
そして満足感が得られずにリピートしようとは思わなくなるのではないか、と個人的には考える。
室戸岬の中岡慎太郎像。
今日は車の運転ばかりだった。徳島市内へ
次は徳島市内を目指す。
とにかく車を走らせ、徳島市内に着いたのは午後6時を回っていた。
今日はほとんど車に乗っていたなあ。
そういえば、道すがら「お遍路さん」らしき人たちが歩いているのをよく見かけた。
お遍路さんについてはほとんど知識がない僕のおぼろげで勝手なイメージで言うと、四国各所に点在する弘法大師に由来するお寺を歩いて回って、やり遂げたらなんかご利益的なものがあるみたいな感じの?イメージだ。
それと人それぞれ事情があるだろうから一概には言えないけど、お遍路さんをする人たちは時間的にも金銭的にも余裕がある人達なのかな?と勝手に思う。
なぜかというと、今回の旅で思い知ったけど「旅というものは金がかかる」ということだ。
だって、1日1万円位は軽く使う。
先ずはホテル代に5,000円以上、その他食事代、ガソリン代などの交通費、観光地に行けば入場料に駐車料金エトセトラと・・・。
民宿なんかに泊まればビジネスホテルよりは割安だろうが、今回初めて民宿に泊まってみたけど、あまり安眠はできなかった。
壁は薄いから他の観光客の声が響くし、風呂トイレは共同で気を使うし、布団にしても薄いせんべい布団で畳の硬さがよくわかった。
出来ればビジネスホテルの方がゆっくりできる。
ビジネスホテルの相場は一泊5,000円以上するけれどまあしかたない。
持ってきたお金もそろそろ底をついてきたので、もしかしたら明日には帰るかもしれない。
今日は徳島市内のホテルに泊まって明日は香川県に入るつもり。
香川県に入れば四国四県を全制覇したことになる。
ちょっと高知に滞在しすぎたかな?いきあたりばったりの適当旅とはいえ、我ながらバランスは悪いと思う。