44歳の僕がステージ4の大腸がんと診断されて

2016年大腸がん発覚。手術後、腹膜への転移が確認されステージⅣだと告知される。その後半年間に及ぶベクティビックス抗がん剤治療を受ける。2018年12月がん再発。アバスチン抗がん剤治療を受ける。48歳になりました。

抗がん剤の副作用観察日記2週間分まとめ(1クール終了まで)【がん闘病記40】

はじめに

この記事では2016年の7月初旬から中旬にかけて行った大腸癌に対する化学療法としてFOLFOX4+ベクティビックスの投薬1クール(投薬3日、休薬11日)の間の自分自身に起きた副作用を独自に観察したものをまとめています。

抗がん剤による副作用は人それぞれ違いがありますので一概には言えませんが同じような境遇の方の参考に少しでもなれば幸いです。 

倦怠感のつらさレベルの自己評価

最高につらい場合MAX10。つらくない場合は0で評価。(目安)

 

【抗がん剤治療1クール目1~7日目まで】

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【抗がん剤治療1クール目8~14日目まで】 

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倦怠感についてはまだ1クール目なのでそれほどではありませんでした。

 

下痢、皮膚障害、食欲減退・吐き気など

下痢やさまざまな皮膚障害、食欲減退・吐き気などの症状が出た日にしるしをつけています。

 

◎・・・ひどい症状

〇・・・症状が確認できる

△・・・軽度だが症状が確認できる 

 

【抗がん剤治療1クール目1~7日目まで】

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【抗がん剤治療1クール目8~14日目まで】

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※小冊子『ベクティビックスによる治療を受ける患者さんへ』によると、上記の症状以外にも間質性肺疾患として「咳がでる」、「息苦しい」、「熱がある」などがあり、注入反応として「汗が出る」、「顔がほてる」などがでる可能性があるとのことでした。僕の場合はそれらの症状は全12クール通して出なかったので表としては省略しています。

 

特に目立った症状として下痢は頻繁に出ていました。

吐き気もありましたがそれは最初の方だけでした。

 

抗がん剤治療の1クールを終えて

まだ最初の1クール目なので副作用は当初恐れていたほどは出ませんでした。

副作用の出かたもいろいろと波があり、平気な時もあったりきついときもあったりと様々です。

抗がん剤によっては1時間当たり20mlとごく少量づつ身体に入れていくものもありましたのでそういった点も副作用の波が出ている要因のひとつなのかなと推測します。

 

僕自身抗がん剤治療を受けていて強く思ったことは

「他の人は抗がん剤治療の副作はどう出ているんだろう?」という疑問でした。

同じ病状、同じ年齢で同じ抗がん剤治療を同時期に受けている人が周りに都合よくいるはずもなく、比較対象になる患者さんがいなかったので自分に出ている副作用の症状が軽微なものなのか重度なものなのかが分かりませんでした。

はたして自分の副作用の症状は他の人に比べて重いのかそれとも軽微なものなのか、または他の人に出ていない症状が出ているのではないか?などとにかく比較がしてみたかったことを覚えています。

抗がん剤治療の副作用は年齢性別、患者さんの元々の体力に加え投与される抗がん剤の割合によってさまざまですので安易に比較できるものではないかもしれませんが、他人との症状を比較することによってこの先の副作用の度合いを予想する手助けになるかもしれません。

僕の場合の抗がん剤の割合は毎回フルドーズ(投与可能な割合100%)だと担当医のウエノ先生から聞いていましたのでその点も留意していただければと思います。