休薬期間の終わり。次の抗がん剤治療が始まるまでの幸せなひととき
休薬期間の終わり。次の抗がん剤治療が始まるまでの幸せなひととき
この記事ではヨシノ (id:yo_kmr)が2019年の1月下旬に書いたメモをまとめています。
- 休薬期間の終わり。次の抗がん剤治療が始まるまでの幸せなひととき
- 抗がん剤投薬から2週間経過して副作用もほとんどなくなる
- 甥と姪がかわいくてたまらない。久しぶりに家族みんながそろう
- かんぴょうが免疫アップに効果的
- 明日からまた抗がん剤治療が始まるので気が重い
抗がん剤投薬から2週間経過して副作用もほとんどなくなる
2019年1月。
アバスチン抗がん剤2クール目の投薬後14日経過
アバスチン抗がん剤の投薬から2週間経過した今日は自覚できる副作用もほとんど無くなって体調はとても良いと思う。
休薬期間が11日間より14日間の方が次の抗がん剤治療の方が楽になるのだろうけど、担当医の先生の出勤予定などに合わせると抗がん剤の投薬3日と合わせて2週間の休薬期間というサイクルになっているのだろう。
まぁ先生たちは医学的なエビデンスに基づいてこのような治療スケジュールを立てていると思うので、素人の僕が考えてもしょうがないことなのかもしれない。
甥と姪がかわいくてたまらない。久しぶりに家族みんながそろう
今日は岡山県に住んでいる妹一家が旦那と息子と娘と一緒に一家そろって久しぶりに帰省してきた。
昼食は自宅でみんなで一緒に僕が作ったオムライスを食べて、夕食は弟一家とも合流して、みんなで近所の焼肉屋さんへ焼肉を食べに行った。久しぶりに妹一家と弟一家がみんなが揃ってとても楽しい時間を過ごせた。
妹一家4人と弟一家5人と僕と母の総勢11人でワイワイと大賑わいだった。
特に妹の2歳の息子のハル君ともうすぐ1歳の娘のさくちゃんが可愛いくて、この子らを中心にみんなが終始笑いに包まれていた。
ハル君は火の玉みたいな生命力で元気いっぱいに家じゅうを走り回り、遊びまわっていた。さくちゃんは大人しいがそこがまたいじらしくてかわいい。
とても幸せな時間だった。
もし休薬期間を1週間伸ばさなかったら本来なら今日はちょうど抗がん剤の投薬が終わって退院していた日。もしそうなら焼肉なんてとんでもない。僕は強い吐き気に見舞われて多分ずっと寝込んでいただろう。
タイミング的にもとても良かった。またこんな幸せな時間が過ごせるようにこれからも治療を頑張っていこうと思う。
かんぴょうが免疫アップに効果的
アバスチン抗がん剤2クール目の投薬後16日経過
今日は週に1度の博多まで鍼灸に行く日。
もともとは腰と膝が悪い母の治療が目的だったが最近では僕も一緒に免疫力をアップするツボに針を刺してもらっている。
そして鍼灸院の先生に免疫力アップにいいとされる食材を教えてもらった。
それはブロッコリーとカリフラワーとかんぴょうだ。
ブロッコリーやカリフラワーは知っていたけど、かんぴょうは知らなかった。
鍼灸の先生の話によるとかんぴょうは腸内の便を柔らかくし、排泄しやすくする働きがあるらしい。東洋医学の考えでは基本的に腸は免疫力の要であり、腸がしっかり働いていれば免疫力も上がるとの事だった。
かんぴょうの糖質は100g中1.9gとかなり低糖質なのでケトン食を実践していて糖質制限をしている僕にとってはいい食材だ。でも味付けに砂糖などを使用すると低糖質の意味が無いので調理法には気をつけよう。
最近は副作用の影響もほとんどなくなり食欲も出てきたので、ほどほどに食べて体力を回復していこうと思う。
明日からまた抗がん剤治療が始まるので気が重い
アバスチン抗がん剤2クール目の投薬後18日経過
今日の体調はいい方だと思うが、明日からの抗がん剤治療のことを考えると今から気が重い。またあのつらい吐き気と下痢に耐える毎日が始まるのか…最初のほうは強い吐き気で食欲は無く、後のほうはひどい下痢に見舞われるので無理に食べない方が楽だということもあり、抗がん剤の投薬を始めてから10日間ぐらいはまともに食事ができない。
でも今回は休薬期間が1週間多めということもあり、かなり元気を取り戻せたとは思う。明日からの抗がん剤治療でどれほどのダメージを受けるかはまだ分からない。なるべく軽かったらいいのだけど。
2年前に大腸がんの手術をしたときと比べて現在の危険度は高い
今現在の僕の状況考えると2年前に大腸がんの手術をして抗がん剤治療をしたときに比べるとかなり危険度は高い方だと思う。
2年前のときは外科的手術で大腸のS状結腸にあった病巣の元を取り去り、腹膜に転移した癌も取り、とりあえずは目視できる癌はとったが残っているかもしれない目に見えない細胞レベルの癌を抗がん剤で退治するといった感じだった。
がん組織が残っているかどうかは分からないけど念のために抗がん剤治療をしていた。
でも今回は癌が再発したので、がん組織は今現在確実に僕の体内にある。
今後はその癌が大きくならないように暴れないように抑制していくことを第一に考えなければならない。爆発しないように暴発しないように、その導火線に火がついてしまわないように慎重に行動しないといけない。
こんなことばかりを考えていると気が重くなるばかりだが、もうそんな身体になっちゃったのでしょうがないと割り切って考えるしかないと思っている。
長く患う慢性的な病気の一種だと思えば少しは気が楽になるのかな。それとも気休めにしかならないのかな。
どっちにしても明日からの抗がん剤治療を考えると憂鬱になる。
はあ…やりたくないなあ…